Core metal for rubber crawler and crawler device
专利摘要:
公开号:WO1992002399A1 申请号:PCT/JP1991/001039 申请日:1991-08-02 公开日:1992-02-20 发明作者:Yusaku Katoh 申请人:Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha; IPC主号:B62D55-00
专利说明:
[0001] 明 細 [0002] ゴム ク ロ ー ラ用芯金及びク ロ ー ラ装置 [0003] 技術分野 [0004] 本発明は移動式建設機械等の ゴム ク ロ ー ラ に使用 さ れる 芯金の 5 新規な提案及び該芯金の多数を ゴム ク ロ ー ラ 内周面に一定条件で 埋没 した ク ロ — ラ装置に鬨す る 。 背景技術 [0005] 近年土木建設機械の足回 り は , 鉄『 * J及び ゴム ク ロ ー ラ 0 の兼用 タ イ プが多 く 市販さ れて い る [0006] 第 1 図は上記兼用 タ イ プ 'の ゴム ク ロ ー ラ の一例 を 示す も のであ り , 該図は転輪 と の鬨係 を示す巾方向断面図であ っ て , 1 0 1 は ゴム ク ロ ー ラ , 1 0 2 は転輪で 1 0 2 a は中央輪部 , 1 0 2 b は 側輪部 , 1 0 3 は芯金であ っ て 1 0 3 a 及び m は それ ぞれ芯金 1 5 0 3 の角突起及びそ の頂面 , 1 0 4 はスチール コ ー ド , 1 0 5 は ラ グであ り , こ れに対 し て第 2 図は 同 じ く 転輪 と の閱係 を 示す周 方向側面図であ っ て , t は突起 1 0 3 a 張出部 , s は芯金間隔 であ り . 図に示すよ う に突起 1 0 3 a の前後に張出部 t , t を 設 けて 丁字型 と し , 頂面 m が転輪軌道 と な っ て 側輪部 1 0 2 b と 当 0 接する も の と して あ る [0007] 上記従来の ゴム ク ロ ー ラ にお いて は転輳 1 0 2 の脷輪部 1 0 2 b が芯金の角突起 1 0 3 a の頂面 m と 当接 し , ゴム質を破損する こ と がな いため , 耐久性が良好 と な る のであ る が , 一方前後の芯 金間にお いて転輪の落ち込みがあ る ため走行振動が大き いのであ 5 り , こ の点 を改善す る べ く 芯金の角突起 1 0 3 a を T字型 と し て 張出部 t を 設け芯金間隔 s を 狭めて転輪の落ち込みの低減 を 図る 提案があ る が , こ の場合第 2 図に示す如 く 転輪 1 0 2 が張出部 十 [0008] * PCT第 21条 (6)の規定に基づき、 この部分を省略する [0009] (明細書第 1頁、 7行) 上に乗っ た時には荷重によ り張出部 t が沈下する (突起 1 0 3 a が傾く ) ため転輪の落ち込みが依然と して解消されてお らず, 振 動低減対策と して十分な効果が得られる ものと なっ て いない。 上記は中つば型転輪の例であ るが, 第 3 図は上記どは形状の異 5 なる外つば型転輪 1 0 2 ' と ゴムク ロ ー ラ 1 0 1 ' と の鬨係を示 す巾.方向断面であって , 図中 1 0 2 ' a及び' 1 0 2 ' b は外つば 型転輪 1 0 2 ' のそれぞれ内輪及び外つば, 1 0 3 ' は芯金であ つて 1 0 3 ' aは角突起, 1 0 3 ' b は角突起 1 0 3 ' aの外側 面へ設けた肩段で上記外つば転糁の外つば 1 0 2 ' b が当接 して 0 走行するための も ので芯金 1 0 3 ' の翼部 1 0 3 ' c よ り一段高 く なる位置に形成されている 。 1 0 4 ' はスチールコー ド , 1 0 5 ' はラグである 。 [0010] 第 4図は上記例に於.ける ゴム ク Π7 — ラ 1 0 1 ' の周方向断面図 であって , 図中 t ' は肩段 1 0 3 ' b の張出部, s ' は芯金間隔 5 ., V はスチーノレコ ー ド 1 0 4 ' と肩段 1 0 3 ' b と の間隔であ り , 尚 1 0 6 ' は芯金間に設けた凹瀵である 。 [0011] 図に示すよ う に肩段 1 0 3 ' b はその頂面 mがゴム ク ロ ー ラ 1 0 1 ' の ゴム質から露出する よ う に埋設 して あ り , 又芯金間隔 s ' 及び肩段 1 0 3 ' b とスチール コ ー ド 1 0 4 ' と の間隔 Vが比 0 較的小とな して あ るため, 駆動輪や遊動輪への卷回部に於て スチ ールコー ド よ り 内周側と なって圧縮される芯金間隔の圧縮率が比 較的小とな り , 転輪振動が少なく て比較的乗心地の良いも のであ るが, 第 5 図に示すよ う に転輪が芯金間に位置 したと き には, 転 輪荷重によ り張出部 t ' , t ' の落ち込みが生 じるため ' 尚振動 5 を生ずる も の となる 。 発明の開示 本発明は こ の よ う な転輪の落ち込み を更に小さ く し て 振動 を可 及的に減少 さ せよ う と する も のであ る 。 第一の発明の槽成 [0012] 5 第一の発明の特徴は 中つば型転輪用の芯金であ っ て , その請求 の範囲第 1 項に記載 さ れる よ う に , 上方へ一定高 さ 突出 し , 且つ 翼部巾方向へ一定長の張出部を 有す る 一対の角突起頂面 を転輪軌 道 と する 芯金であ っ て , 上記張出部 を含む左右の角突起の頂面に お け る ほぼ中心部 を 底面 と し て 上向 き の弯弧面に形成す る こ と を 0 特徴 と する 。 第二の発明の構成 [0013] 第二の発明の特徴は上記椅成の芯金 を使用 し た ゴム ク ロ ー ラ装 蜃であ っ て , そ の請求の範囲第 4 項に記載 さ れ る よ う に , 該芯金 5 の多数を ゴム ク ロ ー ラ の内周面側巾方向へ弯弧面に形成 し た角突 起が突出す る 状態て 一定間隔に並列埋設 し た こ と を 特徴 と する < し か し て , 上記芯金 を 埋設使用 し た ゴム ク ロ ー ラ は従来の欠点 を , 次のよ う に改良す る [0014] ( 1 ) 転輪部が一方の芯金の張出部上に乗 る と 芯金の張出部が 0 沈下 して , 張出部 よ り 頂面の中心点の範囲は ク ロ ー ラ 内周 面 と ほぼ平行 と な り , 転輪部が頂面上を張出部 よ り 中心点 へ向 けて 転動す る につれて頂面の镙斜は徐 々 に回復 し , 転 輪部は こ の間にお いて ゴム ク ロ ー ラ 内周面か ら ほぼ一定の 高 さ を 進行す る , [0015] ( 2 ) 次に , 転輪部が頂面上 を 中心点よ り 他方の芯金張出部へ 転 す る につれて徐 々 に該張出部が沈下 し て ' 転輪部は こ の間にお いて も ゴム ク ロ — ラ 内周面か ら ほぼ一定の高 さ を 進行する , [0016] ( 3 ) こ の結果, 角突起頂面の全域にわた り転輪ばほぼ一定の 高さ を進行する も のと なる 。 [0017] ( 4 ) ' 又, 張出部は沈下する際に周方向に隣接する隣 り の芯金 5 の張出部へ向かって次第に接近するため芯金間隔が可及的 に短縮される も .の と なる 《 [0018] 本発明に於ては, 左右 1 対の角突起に於ける張出部を左右で相 反する片側方向へのみ張出すよ う に形成 して , これを千鳥状にゴ ム ク ロー ラ内へ埋設する よ う に して も , 上記と 同様の作用の得ら . Θ .れる も.の と なる ( 請求の範囲第 2項 ) 。 このよ う な実施では駆動 輪箇所の卷回部に於て起こ り得る問題, 即ち ゴムク ロ ー ラ周方向 前後に於ける 隣接する芯金相互の突き 当 り を防止するべく 隣接す る芯金相互の間隔を充分に取つ て も張出部間隔を僅少とする こ と ができ るため , 転輪軌道がほぼ連続する もの と なっ て転輪の落ち 5 込みを殆ど無いものと する上で著効がある 。 [0019] 上記の張出部は全て弯弧面に形成されて いる が ·. 張出部を含む 左右角突起上面を相互に相反する側へ向かっ て上が り傾斜面と な る よ う に して も良い (請求の範囲第 3項) 。 0 第三の発明の構成 [0020] 第三の発明の特徴は外つば型転輪用の芯金であって , その請求 の範囲第 5項に記載される よ う に , 上方へ一定高さ突出する一対 の角突起外側面の左右翼部の一部を該翼部高さ よ り一段高い一対 の肩段に形成 し , 各肩段を転輪走行面とする芯金であって , 各肩 5 段には翼部巾方向の前後へ一定長張 り 出す張出部を形成 し ' 且つ 各肩段の上面は中心付近よ り前後の張出部へ向けて次第に高く な る上 り傾斜面に構成 したこ と を特徴とする 第四の発明の槽成 [0021] 第四の発明の特徴は上記槽成の芯金 を使用 し た ゴム ク ロ ー ラ装 Sであ っ て , そ の請求の範囲第 9 項に記載 さ れ る よ う に , 該芯金 の多数を ゴム ク ロ 一 ラ の内周面側巾方向へ各肩段上面がゴム ク ロ 5 一ラ 内周面へ露出す る 状態で一定間隔に埋設 した こ と を特徴 と す る [0022] しか して , 上記槽成の芯金 を 使用 した ゴ ム ク ロ — ラ装置は従来 のゴム ク ロ ー ラ装 Sの欠点 を 次のよ う に改良する のであ る 。 [0023] ( 1 ) 外つばが屑段の張出部上に乗る と 該張出部が沈下す る た ϋ め , 肩段上面は ク ロ ー ラ 内周面 と ほぼ平行 と な り , 外つば が屑段上面 を 張 出部か ら 芯金の中心部へ向 けて 進行する に つれて肩段上面の傾斜は徐々 に回復 し , 外つばは こ の間に 於て 内周面か ら ほぼ一定の高 さ を進行する も の と な る 。 ( 2 ) 次に , 外つばが屑段上面を 中心部か ら張出部へ と 進行す 5 る につれて , 徐 々 に張出部が沈下す る ため , 外つばは こ の 間 に於て も 内周面か ら 同一のほぼ一定の高 さ を 進行す る も の と な る - 従 っ て , 結局左右の肩段上面全域にわた り 転輪は同様高 さ 位置 を 進行す る も の と な り , こ の場合張出部が沈下す る 0 際に該張出部は周方向 に隣接する 隣 り の芯金の肩段へ次第 に接近 し て 芯金簡隔が可及的に狭ま る ため , 転輪軌道が周 方向 にほぼ連続す る も の と な っ て , 振動の可及的な減少が 図れ る も の と な る 。 [0024] 本発明の上記芯金で各屑段に於け る 左右 部巾方向前後の張出 5 部間が ¾部 と 同程度の高 さ に低 く な る 形状にな さ れて いて も 良 く (請求の範囲第 6 項 ), 又各肩段を翼部巾方向の片方へのみ張出部 と な し , 且つ各張出部 を 左右位置で相反す る 方向 と な る よ う に ' 又各肩段の上面を張出部側が高く なる傾斜面に形成 して も良 く ( 請求の範囲第 7項 ) , 以上の如く 構成 した ものでは転輪の外つば 部が各肩段の張出部のみを押圧する ものである ため, 転輪の外つ ば巾寸法を小となす上で著効を奏する 。 [0025] 5 又本発明で芯金の角突起基部を , 肩段の張出側と相反する側へ はみ出る よ う にな して も良く (請求の範囲第 8項 ) , このもので は隣接する芯金間でそれぞれ角部や肩段が, 捩れなどの力に対 し 随時当接 し合っ て大き な捩れ作用が起生されないため, 脱輪防止. に著効がある もの と なる 。 [0026] 0 [0027] 図面の簡単な説明 [0028] 第 1 図は中つば型転輪を使用 した従来のゴムク ロ 一 ラ装置の巾 方向断面図, 第 2 図は同周方向側面図である [0029] 第 3図は外つば型転輪を使用 した従来のゴ ム ク ロ ー ラ装置の巾 5 方向断面図 , 第 4 図は同周方向側面図, 第 5 図は同作用説明図で ある 。 [0030] 第 6 図〜第 8 図は第一の発明を示すも ので , 第 6 図は中つば型 転輪用芯金の斜視図, 第 7 図は他の例の同用芯金を示すもので第 7 図 Aは平面図, 第 7 図 B は同側面図, 第 8 図は同 じ く他の例の 0 芯金斜視図である 。 [0031] 第 9図〜第 1 3 図は第二の発明を示すも ので . 第 9 図 Aは第 6 図に係る芯金を埋設 したゴム ク ロー ラ装置を示す破断斜視図, 第 9 図 Bは転輪 と の係合状態を示す断面説明図, 第 1 0 図は上記の ゴム ク 口一ラ装置を転輪が転動する際の作用説明図である 。 [0032] 5 第 1 1 図は第 7 図に係る芯金を埋設したゴムク ロー ラ装置の平 面図, 第 1 2 図は第 8図に係る芯金を埋設 したゴム ク ロ ー ラ装置 の破断斜視図, 第 1 3 図は同作用説明図であ る 。 第 1 4 図〜第 1 6 図は第三の発明 を 示す も ので . 第 1 4 図は外 つば型転輪用芯金の斜視図 , 第 1 5 図及び第 1 6 図は他の例の同 用芯金を示す斜視図 , 第 1 7 図〜第 2 2 図は第四の発明を 示す も ので , 第 1 7 図は第 1 4 図に係 る 芯金を 埋設 した ゴム ク ロ ー ラ装 5 Sを示す破断斜視図 , 第 1 8 図 ( 1 ) , ( 2 ) , ( 3 ) は上記 ゴム ク ロ ー ラ装 を 転輪が転動する 際の作用説明図 , 第 1 9 図は第 1 5 囟に係 る 芯金を埋設 した ゴム ク ロ ー ラ装置を 示す破断斜視図 , 第 2 0 図 ( 1 ), ( 2 ) は上記ゴム ク ロ — ラ装置を 転輪が転動する 際の 作用説明図 , 第 2 1 図は第 1 6 図に係 る 芯金 を埋設 し た ゴム ク ロ 0 — ラ 装 Sの平面図 , 第 2 2 図 A , 同 B は上記 ゴム ク ロ ー ラ装 [0033] 作用説明図であ る 発明 を 実施す る ため の最良の形 ® 5 第一の発明の実施例 [0034] 第一の発明に係 る 実施例 を第 6 図〜第 8 図に よ り 説明す る 第 6 図に於て 1 は芯金 , l a , 1 b 及ひ 1 c は それぞれ芯金 1 の角突起 , 駆動輪 と の係合部及び ¾部であ り , 又 m 及び t は それ ぞれ突起 1 a の頂面及び張出部であ る „ 尚 , U 及び C は それぞれ 0 頂面 m の端部及び中心点であ る ( 0 は角突起 1 a の中心線 ) こ こ に張出部 t , t は突起 l a の前後に設けて あ り , 且つ頂面 m は 中心点 C 付近を底面 と し て 上向 き の弯弧面 と し て . 全体的な 断面形状を 略 Y字型 と なさ れ る 。 [0035] し か し て , 中央の係合部 1 b は駆動輪 と 係合す る ため駆動輪の 5 歯底 と ほぼ合致す る 形状 と な し て あ り ( 本実施例では断面半円柱 状 と な し て あ る ) , 黧部 l c は短冊板状であ っ て , いずれ も 公知 ゴム ク ロ ー ラ用芯金のそれ と 同形の も のであ っ て も 良 い 。 第 7図 A , 同 Βは他の例の同用芯金を示すものであって , 2 1 は芯金, 2 1 a は角突起, 2 1 b は係合部, 2 1 c は翼部, 2 1 t は張出部, mは 面であ る 。 本実施例は張出部 2 I t を左右の 角突起 2 1 a , 2 1 aの夫々れ一方にのみ , 且つ左右翼部.厠で相 5 反する千鳥状となる よ う に設けた構成である 。 [0036] 第 8図は更に他の例の同用芯金を示すものであ って上記の各例 では角突起頂面が何れも上向き の円弧面に形成されるのに対 し , 本例では左右の角突起 3 1 a , 3 l aの各頂面 m ' がそれぞれ張 出部側へ向かって相反する上 り領斜面に形成 した構成とする 。 [0037] 0 [0038] 第二の発明の実施例 [0039] 第二の発明の実施例を第 9 図〜第 1 3図によ り説明する 。 [0040] 第 9図 Aは第 6 図で説明 した芯金を埋設 したゴム ク ロ ー ラ 2 を 示すものであ っ て , 図中 2 a はク ロー ラ本体, Fはク ロ — ラ本体 5 .2 aの內周面, 4 はスチールコ ー ド , 5 はラ グである 。 [0041] 本発明では第 9 図 B に示す通 り ゴム ク ロ ー ラの内周面 F上に突 起 1 a , l a . . . が左右 2 列 と なって周方向に配列され, これ に対 して転輪 1 0 2 (本実施例では中つば転輪〉 の左右側輪部 1 0 2 b , 1 0 2 b がそれぞれ左右の頂面 m , m上を転動する もの 0 となる 。 [0042] 第 1 0 図は第 9 図のゴム ク ロ ー ラ側面図であ って転輪 1 0 2が 頂面 mを転動する際の作用を説明する ものであ り , 同図 ( 1 ) に 示すよ う に張出部 t , t は中心線 0の両側に斜め上方に向かって 弯弧状に張 り 出 しているのであ り , 従って同図 ( 2 ) に示す如く 5 側輪部 1 0 2 b が頂面 mの一方の端部 U に乗った時にはク ロ ー ラ 本体 2 aの内部に於ける芯金 1 の埋設部周辺に撓みが生 じ , 中心 線は傾斜して 〇 ' と なっ て張出部 t が沈下 し , 沈下 した端部 U よ り 中心点 C 付近 ま での範囲が内周面 F に対 し て ほぼ平行 と な る の であ り , こ の場合沈下 し た張出部 t は相対す る 張出部 t に接近 し て芯金間隔が短縮 さ れ る も のであ る ,. [0043] 次いで倒輪部 1 0 2 b が中心点 C に向か っ て転動す る につれて 5 張出部 t は徐 々 に浮上 して 項面 m の傾斜が徐 々 に回復す る が , こ の間にお いて側輪部 1 0 2 b はほぼ同 じ高 さ を 進行す る のであ り . 同図 ( 3 ) に示す如 く 側輪部 1 0 2 b が中心点 C に達 した時頂 面 m の頻斜が回復 し , 更に俩輪部 1 0 2 b が中心点 C よ り 他方の 端部 U に 向 けて 転動 し惻輪部 1 0 2 b が端部 U に達 した時 , 沈下 0 した端部 U と 中心点 C 付近 ま での範囲が内周面 F と ほぼ平行 と な る のであ り , 側輪部 3 b は こ の間ほぼ同 じ高 さ を 進行す る であ る 。 ( 同図 ( 4 〉 , ( 5 〉〉 [0044] こ の結果 , 端部 U , U 間の全域にお いて 転輪 1 0 2 は同 じ 高 さ を進行す る も の と な り , し か も 転輪 1 0 2 が他の芯金の端部 U に 5 乗 っ た時には張出部 t が隣接す る 張出部 t に接近 し て 芯金間隔が 短縮 さ れ る ため , 転輪の落ち込みが大巾 に減少す る も の と な る の であ る [0045] 第 1 1 13は第 7 図で説明 し た芯金 を 埋設 し た ゴム ク ロ ー ラ 2 2 であ っ て , こ の際 e は芯金間隔 , n は張出部間隔であ っ て , 本図 0 に示す如 く 芯金間隔 e に対 して 張出部の間隔 n を 十分に小 と する こ と が出来 る のであ り , 轘動輪等の卷回部に於て ゴム ク ロ ー ラ周 方向前後の芯金の突 き 当 り が生 じ な い よ う に芯金間隔 e を 十分な 寸法 と し て も , 張出部間隔 n を 僅少 と す る こ と が出来る ため . 転 輪軌道がほぼ連続す る も の と な っ て転輪の落ち込みが殆 ど無 い も 5 の と な る 。 [0046] 第 1 2 は第 8 図 に係 る 芯金 を埋設 し た ゴム ク ロ — ラ 3 2 であ つ て 左右の角突起 3 1 & , 3 1 a 頂面 n , m 'の上 り 傾斜が左右 で逆方向 と な り , 且つ同列で同方向と なされるのであ り , 転輪 1 0 2 が上記頂面 m 'を転動する際, その作用は次の如 く なされる 。 第 1 3 図はその作用説明図であ り , 先づ ( 1 ) に於て 0は角突 起体 3 1 aの中心線であ り , 該図に示すよ う に紙面の手前及び奧 5 側と なって対立する角突起体 3 l a , 3 l aの張出部 t , t は中 心線 Oの両脚に斜め上方へ向かっ て張 り 出 して いるのであ り , 同 ( 2 ) に示す如く先づ手前側の側輪部 1 0 2 b が頂面 m'の張出部 側端部 Uに乗っ た時にはク ロ ー ラ本体 3 2 の内部における芯金 3 1 の埋設部周辺には橈みを生 じ , 中心線は傾斜 して 0 ' と なって 0 張出部 t が沈下 して頂面 は内.周面 F と ほぼ平行と なる のであ り , この場合張出部 t は沈下する.と 同時に隣接する角突起体 3 1 a に接近して芯—金間隔を短縮し転輪軌道をほぼ連続する も の と なす のであ り , 次いで側輪部 1 0 2 b が中心点 C に向かっ て進行する につれて張出部 t は徐々 に浮上 して頂面 m'の傾斜が回復するが, 5 この間において側輪部 1 0 2 b はほぼ同 じ高さ を進行するのであ り ( この間, 紙面奧側の側輪部 1 0 2 b は同 じ側の頂面 π の非張 出部側端部 U ' と 中心点 C間の上部にあって頂面 m と 当接 しない ) , 同図 ( 3 ) に於て転輪 1 0 2 は中心点 C に達 し項面 in'の傾斜 が回復し ( こ の時, 両側の側輪部 1 0 2 b , 1 0 2 b が同時にそ 0 れぞれ頂面 こ当接する 〉 , 更に進行する と紙面の奧側の側 輪部 1 0 2 b が同 じ側の頂面 m'の中心点 C と張出部側端部 U間を 転動する も の と なって該奧側の張出部 t が徐々 に沈下する も の と な り ( この間も張出部 t は沈下する と 同時に隣接する角突起体 3 l a に接近 して転輪軌道がほぼ連続する も のと なる ) . 同図 ( 4 5 ) に示す如く 側輪部 1 0 2 b が張出部側端部 Uに達 した時頂面 n は內周面 F と ほぼ平行と なる のであ り , 上記同様に側輪部 1 0 2 b はこの間ほぼ同 じ高さ を 行する のである 。 ( 但 し , こ の間紙 面手前側の側輪部 1 0 2 b は同 じ倒の頂面 の中心 C と 非張出都 側端部 U 間の上部にあ っ て 項面 rr と 当接 し な い ) , こ の結果図に 於て紙面手前側及び奥側の それぞれの頂面 ^の張出部側端都 U , U 間の全域に於て転輪 1 0 2 は同 じ高さ を進行す る も の と な り , 5 し か も転輪が張出部側端部 U にあ る と き には張出都 t が隣接す る 角突起体 3 1 a に接近す る ため転輪軌道が連続す る も の と な っ て , 転輪の落ち込みが生 じな いのであ る 。 第三の発明の実施例 [0047] 0 第三の発明の実 ] ¾例 を第 1 4 図〜第 1 6 図に よ り 説明す る 。 [0048] 第 1 4 図 にお いて 4 1 は芯金 , 4 1 a . 4 1 b 及び 4 1 c は そ れ ぞれ芯金 4 1 の角 突起 , 靼動輪 と の係合部及び冀部であ り , 又 4 1 d は各角突起 4 1 a の外側面の境界付近に各 ¾部よ り 一段高 く 且つ翼部巾の前後へ一定長 さ 突出す る 張出部 を 形成 した肩段で 5 あ り , 該肩段上面 m は翼部内で平坦であ る が張出部 t へ向 けて上 り 傾斜面 と な して あ る 。 [0049] 第 1 5 図は上記例の各屑段 4 1 d の前後張出部 t , t 間 を 一段 低 く , 即 ち そ の平坦部 を 省略 し て ΪΙ部 4 1 c に兼用 した芯金 4 1 ' の も のであ る ,. [0050] 0 上記例では各肩段 4 1 d , 4 1 d ' を 芯金翼部 4 1 c , 4 1 c ' の前後方向へ共に一定長 さ 張 り 出 さ せた も のであ る が . 第 1 6 図の芯金 4 1 " は上記張出部 t を 左右相反する 方向 にのみ設け る よ う になすほか , 各角突起 4 1 " a の片倒緣を屑段の突出す る 方 向 と 反す る 側へそれぞれ少 し突出 w さ せた構成 と な し た も のであ 5 る ,, 第四の発明の実施例 1 .2 [0051] 第四の発明の実施例を第 1 7図〜第 2 2 図によ り 説明する 。 ' 第 1 7 図は第 1 4 図で説明 した芯金 4 1 を埋設 したゴム ク ロー ラ 4 2 を示すも のであ り , 第 1 8図は転輪走行時の作用説明図で あ る 。 第 1 8図 ( 1 ) に於て Oは芯金 4 1 の中心緣であ り , 図に 5 示す如く 張出部 t , t は中心線 0の両側に斜め上方へ向かって張 り 出 している のであ り , 同図 ( 2 ) に示す如く 外つば転輪 1 0 2 ' の外つば 1 0 2 ' b が張出部 t の端部に乗った時にはク ロ ー.ラ 4 2 内部に於ける芯余 4 1 の埋設部周辺には橈みを生 じ , 中心線 は傾斜 して 0 ' と なっ て張出部 t が沈下 して該上面はク ロ — ラ内 0 周面 F と ほぼ平行-と な るのであ り , こ の場合張出部 t は沈下する と 同時に隣接する張出部 t に接近 して芯金間隔を短縮 し , 転輪軌 道をほぼ連続させる も の と なすのであ り , 次いで外つば 1 0 2 ' b が中心点 C に向かって進行する につれて張出部 t は徐々 に回復 するが, この間に於て外つば 1 0 2 ' b はほぼ同 じ高さ を進行す 5 るのである 。 [0052] 第 1 8図 ( 3 ) に於て転輪 1 0 2 ' は中心点 C に達し上面 mの 傾斜が回復 し , 更に進行する と 外つば 1 0 2 ' b が上面 mの中心 点 C と他方の張出部厠端部 t 間を転動する も の と なっ て , 該他方 の張出部 t が徐々 に沈下する も のと な り , 上記同様に外つば 1 0 0 2 ' b はこの間ほぼ同 じ高さ を進行 るのである 。 [0053] こ の結果, 上面 mの張出部側 t , t 間の全域に於て転輪 1 0 2 ' は同 じ高さ を進行する も のと な り , しかも転輪 1 0 2 ' が張出 部側端部にあ る 時には該張出部 t が隣接する張出都に接近するた め転輪軌道が連続する も の と なって , 転輪 1 0 2 ' の落ち込みが 5 生じないも のとなる 。 [0054] 第 1 9 図は第 1 5 図に係る芯金 4 1 ' を埋設 したゴム ク ロー ラ 装置であ っ て , 内周面 F上に於て 同列に配列 した張出部 t , t 間 は一段と 低 く な る よ う に精成 して あ る 。 [0055] 第 2 0 図 ( 1 ) . 同 ( 2 ) は上記 ゴム ク ロ ー ラ 装置 を転輪が転 動す る 際の作用説明図であ っ て , 転輪 1 0 2 ' の内輪 1 0 2 ' a 及び外つば 1 0 2 ' b がそれぞれ角突起の頂面及び張出部 t の上 5 面 m と 当接す る も の と な して あ り , こ のため項面 と 屑段上面 と の 段差 h と , 内輪 1 0 2 ' a と 外つば 1 0 2 ' b と の段差 h ' と は 等 し い寸法 と な し て あ る „ こ こ に図 ( 1 ) に示す如 く 転輪 1 0 2 ' が張出部 t 上に位置す る 時には , 外つば 1 0 2 ' b が肩段上面 mに乗っ て 上面 mが転輪荷重 を 支 え る ため張出部 t が沈下す る の 0 であ り , 同図 ( 2 ) に示す よ う に転輪 1 0 2 が角突起上に位置す る 時には , 内輪 1 0 2 ' aが頂面に乗 っ て 角突起が転輪荷重を支 え る のであ る 。 [0056] 第 2 1 図は第 1 6 図に係 る 芯金 4 1 " を埋設 し た ゴ厶 ク ロ ー ラ 装置の平面図であ り , 第 2 2 図 A , 同 B は上記 ゴム ク ロ ー ラ 装置 5 の作用説明図であ る , [0057] 第 2 2図 Aに示す如 く 本実施例では ク ロ ー ラ本体内 で矢印 k i, k 2 方向の捩れが生ず る よ う な 力が働 く と , 隣接す る 芯金 4 1 " , 4 1 " 間の各対抗す る 角 突起 と 肩段のそれ ぞれが接触 g . S ' す る も の と な る こ れに対 し , 同図 Β に示す如 く ク ロ ー ラ本体内 0 で矢印 k i ' , k 2 ' 方向の捩れに対 して は芯金 4 1 " , 4 1 " IS では角突起 と 屑段 と の接触が得 られな い も のの , 芯金 4 1 " , 4 1 " 間では同図 A と 同 じ関係 と な り , 角突起 と 肩段のそれぞれが 接触 g , g ' す る も の と な り , 局部的な捩れが生 じな い も の と な つ て 脱輪防止が完全に図 ら れ る も の と な る ,. [0058] 5 [0059] 産業上の利用 分野 [0060] 陳述 した よ う に , 本発明に係 る ゴム ク ロ ー ラ 用芯金及びこ れ ら 4 [0061] 芯金を使用 したゴム ク ロ ー ラ装置は移動式建設機梂等の中つば転 輪及び外つば転輪の使用された も のに採用 して作業性の向上に寄 与せ しめる こ と大な.る ものである 。
权利要求:
Claims 1 . 上方へ一定高 さ 突出 し , 且つ左右 ¾部巾方向へ一定長の張出 都を有する 一対の角突起上面 を転輪軌道 と す る 芯金であ っ て , 5 上記張出部 を 含む左右の角突起上面 を その中心部 を底面 と す る 上向 き の弯弧面 に請形成 した こ と を 特徴 と す る ゴム ク ロ ー ラ 用芯 金 。 2 . 上方へ一定高 さ 突出 し , 且つ左右冀部巾方向へ一定長の張出 の 部 を有す る 一対の角突起上面 を 転輪軌道 と す る 芯金であ っ て , 0 上記一対の角突起上面がそ の中心部を 底面 と する 上向 き の弯 ¾ 面 を な し , 且つ上記張出部が夫 々 れ囲片方 にの み で , 且つ左右側 で相反す る 千鳥状 と な る よ う に形成 し た こ と を特徴 と す る ゴム ク ロ 一 ラ用芯金 。 3 . 上方へ一定高 さ 突出 し , 且つ左右箕部巾方向へ一定長の張出 5 部 を有す る 一対の角突起上面 を転輪軌道 と す る 芯金であ っ て , 上記一対の角 突起上面がそれ ぞれ張出部側へ向か っ て 相反す る 上 り 傾斜面に形成 さ れて い る こ と を特徴 と す る ゴム ク ロ ー ラ 用 、金 4 . 請求の範囲第 1 項〜第 3 項の何れかに記載の ゴム ク ロ ー ラ 用 0 芯金であ っ て , こ れ ら の多数を ゴム ク ロ ー ラ の內周面側巾方向 へ角突起が突出す る 状態で一定間隔に並列埋設 した こ と を特徴 • と する ゴム ク ロ 一 ラ装 S„ 5 . 上方へ一定高 さ 突出す る 一対の角突起外側面の左右冀部の— 部 を S部高 さ よ り 一段高い一対の屑段に形成 し , 各屑段を転輪 5 走行面 と す る 芯金であ っ て , 各肩段には翼部巾方向の前後へ一 定長の張 り 出す張出部 を 形成 し , 且つ各肩段の上面は中心付近 よ り 前後の張出部へ向 けて 次第に高 く な る 上 り 傾斜面に栴成 し た こ と を 特徴と す る ゴム ク ロ ー ラ用芯金 。 6 . 請求の範囲第 5 項記載の ゴム ク ロ ー ラ 用芯金であ っ て各肩段 に於ける 左右翼部巾方向前後の張出部間が翼部 と 同程度の高 さ に低く な る 形状 と な さ れて い る こ と を特徴 と する ゴム ク ロ ー ラ 5 用芯金。 7 . 上方へ一定高さ 突.出する 一対の角突起外側面の左右翼部の一 部を翼部高さ よ り 一段高い一対の肩段に形成 し , 各肩段を転輪 走行面 と す る 芯金であ っ て , 各肩段を翼部巾方向の片方へのみ 一定長さ,張 り 出す張出部 と な し , 且つ各張出部 を左右位置で相 0 · 反する 方向 と な る よ う に , 又各肩段の上面 を張出部側が高 く な る 顇斜面に楝成 した こ と を 徴 と する ゴム ク ロ ー ラ用芯金 。 8 . 請求の範'囲第 7 項記載の ゴム ク ロ ー ラ 用芯金であ っ て , 一対 の角突起の基部 を各肩段の張出部 と 相反する 側へはみ出 る よ う に突出 さ せた こ と を特徴 と する ゴム ク ロ 一 ラ用芯金 。 5 9 . 請求の範囲第 5 項〜第 8 項の何れかに記載の ゴム ク ロ ー ラ 用 芯金であ っ て , こ れ ら の多数を ゴム ク ロ ー ラ の内周面側巾方向 へ各肩段上面が露出す る 状態で一定間隔に並列埋設 した こ と を 特徴 と する ゴム ク ロ ー ラ 装置 。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
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